小、中、高校生いじめられた時の対策方法!いじめ加害者 特徴と心理。
3歳くらいの小さな子供を見ると純粋でみんな平等に接して仲がいい印象を受けます。それが、年を重ねるごとに知識がつき、力がついて、育った環境など様々な要因でいじめる側といじめられる側に分かれてしまっています。
小学校、中学校、高校になるといじめの種類も複雑になっており社会問題にもなっています。
小中高校生が自殺で亡くなった件数は年間300人以上にものぼり、理由としては学業不振、家庭内問題、学校問題いじめなどがあります。特に高校生15歳~18歳の自殺率が最も多くなっています。
自分がいじめの被害にあってしまったら、自分の子供がいじめの被害者、加害者になってしまったらと考えたりしますよね。
もしそうなった時、何も対策をしないと最悪の事態に発展してしまう可能性もあります。
このサイトでは小、中、高校生いじめ加害者の特徴・理由・いじめられた時の対策方法について解説しています。
目次
なぜいじめる?いじめ加害者の心理と特徴
いじめとは学校などで立場の弱いものに対して暴力による身体的、いやがらせによる精神的な苦痛を与える行為、いたずら、いじわる、ひやかし、からかい、持ち物隠し、物を奪う、仲間はずれ,集団での無視、悪口、陰口、暴力、恐喝、ネットいじめなどの手口があり、子供もだから、未成年だから許されるものではなく一種の犯罪行為であるいじめもあります。
いじめ 心理学 加害者側の特徴
いじめている加害者からするといじめているという自覚がないケースがあり、冗談のつもり、遊んでいただけ、悪いのは相手だ、などと言い訳をしながら自分は悪くないと主張してきます。本当にそう思っているため、たちが悪く、悪質なのですが、なぜいじめるのかについて考えるといじめる側の心理としては何かから自分を守っている場合もあります。
いじめることによって自分の心の安定を保つ「防衛機制」が働いており、イライラや不安や葛藤がいじめっ子にはあり、その怒りを弱い人を見つけて発散して、自分は強い、正しいなどと優越感に浸っています。
誰かをいじめる心理は自分を受け止めてほしい、認めてほしいのに認めてもらえない、受け止めてもらえないなどの心の隙間を埋めるための悲しい行為だったりもします。
心が満たされていればだれかをいじめようなどの考えにはならないのではないでしょうか?
一番に受け止めてほし人理解してほしい人は未成年の場合、その多くは親にあります。
いじめ っ 子 の 親の特徴。いじめる側の親が子供にしてあげられること
子供がいじめをした時の対応で、いじめていないと主張して逆に相手を攻め立てたり、相手にも問題があるから相手にも謝罪を求める、などいじめたことに対して反省をしていない親が多くいます。
子供を守りたいという気持ちと自分の子供に限っていじめなんてしないないと信じたい気持はわかりますが、そのような対応では、子供は悪いという自覚なく人をいじめてしまうのではないでしょうか。
いじめる側の親が子供にしてあげられることは、人をいじめて傷つけてはいけないことを伝えることです。
そして、子供のSOSを見逃していないのか?考えてみてください。子供が伝えたいけど親に言えないこと、受け止めてほしい思いなどがないのか、子供とよく話し合って問題を解決してください。
いじめ 対策は証拠をあつめて相談する!<いじめ防止・解決策>
いじめられた時どうやって問題を解決するの?時間がたつのを待てばいつかは解決するかもしれませんが、不登校、引きこもりの原因、そして、つらい学生時代の思い出が残ってしまうでしょう。そうならないためには戦う準備が必要です。
いじめ 学校 の 対応
いじめにあっていると家族に相談をすると学校に連絡をしていじめられていると報告をしてくれるでしょう。しかし学校側はいじめを認めたくないため、いじめられている証拠を持ってきてくださいと言ってくるケースもあります。学校が加害者側にいじめているのかと聞いても、いじめている本人はしらを切っていじめていないと答えるといじめはなかったことにされてしまう可能性もあります。
小、中、高生の自殺の半数以上が原因不明となっており、遺書がない、いじめと断定できないなどの理由で本当はいじめられて自殺をしたのに証拠がないからわからないとなっている可能性もあります。
学校によっては国が運営しているわけではなく法人が運営しているため、在校生に自殺者が出たとなると調査するどころか、隠ぺいしている学校のうわさも聞いたりします。
いじめで自殺した生徒がいる学校に誰も通わせたいとは思わないので、何としてもいじめはなかった、家庭内の問題で自殺をしたのだ!と責任逃れをしているケースもあるのではないでしょうか。
学校側に早急に対処してもらうためには、いじめられているという証拠が必要です。
いじめ 証拠をあつめて相談する
いじめの証拠は本人の証言やメモなどでは効力を発揮しません。
有効なのは音声と映像です。
ボイスレコーダーやスマホなどで音声や映像としていじめられている現場を録音、録画すると動かぬ証拠となり、いくら相手が否定したといてもいじめていると判断されます。
映像の場合には相手の顔が分かるため誰がいじめている加害者なのか判断することができますが、音声の場合には誰にいじめられているのかわからないため相手の名前を呼ぶようにしましょう。
○○君どうして○○するの?と聞くだけで相手は反応するので証拠して残せます。
相手の名前と何をされているのか?は必ず聞いて録音するようにしておきましょう。
一日バッテリーが持つタイプのICレコーダーをズボンや服に縫い付けて隠し持っておきましょう。一日録音していじめられている証拠を付きとめてください。
映像が一番証拠になるのですがスマホで撮影していると相手にばれてしまうためペン型カメラなど小型カメラを胸ポケットに忍ばせておくと有効です。
弁護士に相談して いじめ 被害 届・裁判・損害 賠償
暴力や陰湿ないじめの中にはかなり悪質な犯罪行為もあります。そういった場合、学校に相談をするといじめ加害者といじめ被害者間での話し合いなどで解決させようとしてうやむやにされてしまいます。
証拠があるのであれば、弁護士に相談をして警察にいじめ 被害届をだしましょう。中、高生のいじめの中には事件性のあるものもあり、学校に相談するだけでは解決できない案件は警察にまかせましょう。
警察に被害届を出すのはやりすぎなどの声もあるかもしれませんが、常識を逸脱していて「いじめ」という言葉だけでは解決できない問題もあります。
弁護士がいないと警察が被害届を拒否するケースもあるため、まずは弁護士に相談をするのがおすすめです。その後、裁判をして損害賠償を請求してください。
弁護士費用を補償してくれる弁護士保険もあるので資料を確認してみてください。
いじめている加害者は罪に問われる可能性があるという事を自覚しておいてください。被害届は公訴時効がくるまで提出可能なため、いじめている現在だけでなく、進学、就職、結婚などのタイミングで罪に問われる可能性があります。
いじめたことを後になって後悔しても遅いので今、悩んでいることがあるのなら家族に相談をして問題を解決してください。
いじめ を なくす ため の 取り組み<いじめ 相談 電話>
イジメは学校や各家庭で子供と向き合っていかなけらばならない問題ですが、家族や学校に相談できないという生徒もいると思います。
そういった場合には、いじめをなくすための取り組みとしていじめ 相談 電話があります。
子供たちが24時間、全国どこからでもかけられる文部科学省「24時間いじめ相談ダイヤル」では夜間・休日を含めて24時間対応可能となっており、いじめ問題に悩む子どもだけでなく保護者からの相談もできるようになっています。
24時間いじめ相談ダイヤル 0570-0-78310(なやみ言おう)
いじめ問題で悩んでいるのなら勇気を出して電話相談カウンセリングをうけてみてください。問題が解決できるのかは分かりませんが現状より悪くなることはないはずです。
最後にいじめはどの子も加害者にも被害者にも些細なきっかけでなる可能性があります。
もしその問題が学校を取り巻く環境にあるのだとしたら、学校を変わるという選択肢もあります。フリースクールや通信制高校など環境を変えて、自分のペースで学校に通う生徒は増えています。
環境が変われば人も変わります。今の学校が世界のすべてではなくもっと広い世界があることを知っておいてください。
通信制高校だからこそ可能な夢や目標をもって学習できる環境を探してみてください。
ズバット通信制高校比較