通信制高校から大学進学できる?受験対策と学校選びのポイントを徹底解説!

このページにはPRリンクが含まれています
このページにはPRリンクが含まれています
通信制高校の基本

「通信制高校に通っていると大学進学が不利になるのでは…?」そんな不安を抱く方も少なくありません。しかし実際は、通信制高校からでも国公立大学や難関私立大学への進学は十分可能です。自由な学習スタイルを活かし、戦略的に準備を進めることで、全日制高校生に勝る結果を出すことも可能です。

この記事では、通信制高校から大学進学を目指すために知っておきたい基礎知識や対策方法、学校選びのポイントなどを5つの見出しに分けて解説します。

通信制高校からでも大学進学は可能!現状の進学率と変化の背景

「通信制高校に通っていると大学進学は難しいのでは?」
このような不安を抱える方は少なくありません。確かに、通信制高校に通う生徒の大学進学率は、全日制高校と比べて低いのが実情です。しかし、だからといって「進学ができない」わけではありません。近年では、通信制高校の仕組みや生徒の意識の変化、そして進学支援体制の整備により、通信制高校からの大学進学は十分に現実的な選択肢となっています。

通信制高校の進学率の現状

文部科学省の調査によると、全日制高校の大学進学率はおよそ54%前後であるのに対し、通信制高校の大学進学率は約19%程度とされています。これは大きな差に見えるかもしれませんが、見方を変えると、通信制高校からでも5人に1人は大学へ進学しているということでもあります。

加えて、通信制高校から専門学校へ進学する割合は**約21%**と、大学進学と同程度。つまり、進学を希望する通信制高校の生徒は、大学か専門学校のどちらかを選び進路を切り開いているのです。

通信制高校の進学率が上昇している背景

この数値は10年ほど前と比べると確実に増加しています。その背景には、次のような社会的・教育的変化があります。

1. 通信制高校の数と選択肢の拡大

かつて通信制高校といえば、「高校を辞めた人が通う場所」「最低限の高校卒業資格を得るための学校」といったイメージがありました。しかし現在では、通学型・進学型・IT活用型など多様なスタイルの通信制高校が存在しています。学びの多様化が進み、自分のライフスタイルや進学目標に合わせて通信制高校を選ぶという動きが広がっているのです。

2. 通信制高校=ネガティブというイメージの変化

近年では、有名人やインフルエンサーが通信制高校に通った経験を発信するなど、通信制高校への偏見は大きく減少しています。むしろ「自由に学べる」「自分の時間が取れる」といった理由から、あえて通信制を選ぶ生徒も増えているのが特徴です。

3. 大学側の受け入れ姿勢の変化

大学入試も変化しています。AO入試や総合型選抜の拡充により、通信制高校の生徒でも内申点だけでなく個性や学習成果を評価されるチャンスが増えてきました。実際、通信制高校出身で国公立大学に合格した生徒の事例も増加傾向にあります。

4. ICTを活用した学習環境の整備

スマートフォンやPCを活用した学習アプリ、オンライン予備校、映像授業など、通信制高校生にとって便利なツールが普及しています。こうした環境を活用すれば、全日制の生徒と同等、またはそれ以上の効率で学ぶことも可能です。

通信制高校に進む=不利ではない時代へ

かつては「大学を目指すなら全日制高校」という考え方が主流でしたが、今では「通信制高校を選んでも自分の努力次第で進学できる時代」と言えます。もちろん、全日制と比べてサポート体制や学習機会が限られる場合もありますが、自由な時間の使い方次第でその差は埋められるどころか逆転も可能です。

進学の実績がある通信制高校では、以下のような取り組みも行われています。

  • 進学コースや大学受験コースの設置

  • 個別指導や担任による学習サポート

  • 外部予備校との連携

  • 模試の受験や進学相談の定期開催

進学支援がしっかりしている通信制高校を選べば、「大学進学を現実のものにできる環境」が整っていると言えるでしょう。

プロ講師の神授業を生放送で受けられる志望大対策講座スタディサプリLIVEも受験で重要なポイントが分かるため大学受験にむけた最後の追い込みに有効です。

通信制高校の不利と有利|進学で失敗しないための視点とは?

通信制高校から大学進学を目指すとき、「不利なんじゃないか」「全日制より環境が整っていないのでは?」と感じる方も多いかもしれません。たしかに通信制高校には、全日制とは異なる特徴や課題があり、それが「進学に不利」とされる理由にもなっています。

しかし、実際には通信制高校ならではの有利なポイントも数多く存在し、使い方次第で進学において強力な武器になるのです。この見出しでは、「通信制高校の不利と有利」を整理しながら、進学で失敗しないための考え方と行動指針を解説していきます。


通信制高校における「不利な点」

① 学習内容が中学校の復習中心であることが多い

通信制高校の学習指導要領は、高校卒業資格を取得することを前提に設計されており、多くの通信制高校では大学受験に特化した内容までは扱いません。特に地方公立の通信制高校では、学び直しや基礎定着が中心になりがちです。

② 登校日数が少なく質問の機会が少ない

通信制高校は「自宅学習」が基本です。週に1日~数日の登校日が設定されている場合が多く、先生と接する時間が短いため、不明点をすぐに質問できない環境であることが多いです。

③ 進学サポートが不十分な場合がある

すべての通信制高校に進学コースがあるわけではありません。公立通信制高校では、「卒業」に重点を置いている学校も多く、大学進学に特化した指導やカリキュラムが用意されていないケースがあります。

④ 生活リズムや自己管理が崩れやすい

通学日数が少ない=自由時間が多いということですが、その自由が「油断」や「だらけ」に変わってしまうと、学習が進まず大学受験どころではなくなります。


それでも大学進学に有利になり得る「通信制高校の強み」

上記のような不利な点がある一方で、通信制高校には大学受験において有利に働く特徴も多く存在します。

① 自由な時間が圧倒的に多い

最も大きなメリットは、「自学時間の確保」がしやすい点です。全日制高校では、部活動や校則・拘束時間によって勉強の時間が限られることが多いですが、通信制高校であれば、自分のライフスタイルに合わせて学習スケジュールを立てることができます。

この時間を活かして、予備校、オンライン授業、映像教材などを取り入れれば、全日制の生徒以上の学習量を確保することも可能です。

② 自分に合った教材・方法を選べる柔軟性

通信制高校の生徒は、「学校の授業に頼らずに学ぶ」前提で進路を設計します。その結果、自分に合った参考書や学習アプリ、オンライン予備校などを選んで学ぶ力が育まれます。これは大学以降の自己学習にも通じる、非常に重要なスキルです。

③ 全国の通信制高校から選べる

通信制高校は全国から入学可能なケースが多く、引っ越し不要で「進学に強い学校」を選べます。特に下記のような学校には、進学に特化したカリキュラムやサポートがあります。

学校名 特徴
第一学院高校 大学進学コース+個別サポート
N高等学校 進学+プログラミング特化、学習アプリ導入済
ルネサンス高校 通信特化型で学習自由度が高く、進学率も上昇

④ 一般入試だけでなく総合型選抜・推薦にも強い

通信制高校の生徒は、学習成果や自主活動、課外活動を活かして総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜での受験が可能です。

  • 起業経験

  • プログラミング活動

  • ボランティア経験

  • オンラインスクールでの成果

こうした活動を記録・報告できれば、偏差値だけでは測れない個性を武器に受験できるのも通信制高校の大きな強みです。


不利な点を補い、有利な点を活かすために必要な視点

進学で失敗しないためには、「学校に期待しすぎない」「自分で環境を整える」この2つの視点がとても重要です。

● 学校選びは慎重に。進学コースや学習サポートを確認

入学前に「進学実績」「学習支援体制」「予備校との連携」などを必ず確認しましょう。

● 自主的な学習スタイルを確立する

学校任せにせず、参考書、アプリ、オンライン授業などを自分で選ぶ力が必要です。

● 生活リズムを整える

朝起きて学習、夕方に復習、就寝時間も固定。規則正しい生活が集中力と継続力を支えます。

通信制高校から国公立大学は目指せる?志望校別の戦略とは

通信制高校に通っていても、国公立大学への進学は可能です。実際、毎年のように通信制高校から難関国公立大学へ進学する生徒が一定数存在しています。
しかし、国公立大学入試には高い学力と計画的な学習が必要です。通信制高校の自由度を逆手に取り、効率よく受験対策を行えば、全日制の生徒に勝る結果を出すことも不可能ではありません。

この見出しでは、通信制高校から国公立大学を目指すために知っておきたいポイントと、志望校別に必要な戦略を具体的に解説します。


通信制高校から国公立大学は目指せる

まず結論として、通信制高校からでも東大・京大・旧帝大・地方国立まで幅広い大学を受験・合格することは可能です。

進学実績のある通信制高校では、以下のような国公立大学への合格者を輩出しています。

学校名 合格大学例
第一学院高校 大阪大学、千葉大学、山口大学 など
ルネサンス高校 九州大学、信州大学、長崎大学 など
N高等学校 北海道大学、筑波大学、東京学芸大学 など

合格者に共通しているのは、学校のカリキュラムだけに依存せず、外部教材・予備校・学習アプリを活用し、長期的に計画的な学習を続けている点です。


志望校別・進学戦略の立て方

通信制高校から国公立大学を目指す場合、志望校のレベルや選抜方式に応じて、戦略を細かく立てる必要があります。

【戦略①】中堅地方国立大学を目指す場合(偏差値50前後)

例:山形大学、鳥取大学、宮崎大学、佐賀大学など

  • 共通テスト対策を重視
    共通テストで一定の得点を取ることが最優先。教科数が多いため、高校1年~2年で基礎完成→高3で実戦演習が理想的。

  • 予備校講座を活用
    スタディサプリやZ会で基礎固め → 模試・共通テストパックで実力確認。

  • 科目数の選択肢に注意
    文系であれば「英語・国語・社会(地歴)」、理系なら「数学・理科」のバランスを計画的に。

【戦略②】難関旧帝大を目指す場合(偏差値60~70)

例:東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学など

  • 高1から計画的に学習が必要
    基礎学力を早めに完成させ、高2〜高3では2次試験対策(記述式・論述)に集中

  • 通信制高校+難関大対応予備校の活用
    スタディサプリのTop講師講座/河合塾One/Z会/東進など、専門性の高い教材で深堀りを。

  • 過去問演習は最低3年分×3周
    共通テストだけでなく、個別試験(2次試験)の問題演習が勝敗を分けます。

【戦略③】教員養成系・芸術系国公立を目指す場合

例:東京学芸大学、愛知教育大学、広島市立大学など

  • AO・総合型選抜の活用も視野に
    自己推薦文・プレゼン・面接など、ペーパー試験以外のスキルも求められるため、課外活動や作品制作の記録を残すことが重要です。

  • 芸術系なら実技対策も早期に開始
    音楽・美術系大学を目指す場合は、別途スクールや講座を併用しましょう。


通信制高校だからこそ使える“戦略的時間配分”

通信制高校は通学時間が少ないため、学習に充てられる時間は全日制より圧倒的に多くなります。これを活かさない手はありません。

時間帯 活用例
午前中 メイン教科(数学・英語)を集中学習
午後 学校課題・暗記系(社会・理科)
映像授業・復習・過去問

※1日3〜4時間の勉強でも、高2終了時点で偏差値60台に達することは十分可能です。


進学支援のある通信制高校を選ぶとさらに有利

通信制高校を選ぶ段階で、進学サポートの有無は必ず確認すべきポイントです。特に次のようなサポートがあれば、大学受験を有利に進められます。

  • 大学進学コースの設置

  • 模試の実施と解説講座

  • 外部予備校との連携(スタサプ、Z会など)

  • 担任・進路指導による個別サポート

  • 過去の合格実績が明記されている


通信制高校×国公立大学=現実的な選択肢

通信制高校だからといって、国公立大学を諦める必要は一切ありません。むしろ、自主学習に長けた通信制高校の生徒は、大学入学後にも適応力が高いと評価されることもあります。

成功のカギは、「いつから準備を始めるか」「どんな教材を使うか」「どんな学校を選ぶか」。そして何より、「自分で学ぶ習慣を確立できるか」にかかっています。

通信制高校からの受験対策|アプリ・予備校・独学の使い分け

通信制高校に通いながら大学受験を目指す場合、全日制高校のような一斉授業や進学ガイダンスがないことも多く、自分に合った学習スタイルを選び、自主的に進めていく力が求められます。その一方で、登校日が少なく自由時間が多い通信制高校の仕組みは、工夫次第で効率よく受験対策を進める絶好の環境ともなり得ます。

この章では、通信制高校から大学進学を実現するために重要となる3つの学習法 ―「アプリ学習」「予備校利用」「独学」の活用方法と、それぞれの特徴・使い分け方について解説します。


1. アプリ学習|時間・場所に縛られず“繰り返し学べる”

通信制高校生が最も活用しやすいのが、スマホやPCで使える学習アプリです。特に以下のようなメリットがあります。

■ メリット

  • スマホひとつでどこでも学べる

  • 映像授業は繰り返し見直せる

  • 予備校レベルの授業が格安(または無料)で受講可能

  • AIや分析機能で弱点が見える化される

■ おすすめの学習アプリ

アプリ名 特徴 月額料金
スタディサプリ 小・中・高・大学受験対応。授業の質が高く、全講座見放題。
志望大対策講座(スタサプLIVE) 共通テスト・難関大記述対策に強い。生配信+録画視聴可。 オプション有
atama+(アタマプラス) AIが苦手分野を自動分析。提携塾または通信制高校で導入多数。 塾経由が主
数研アプリ、ターゲット英単語アプリ 英語や数学の復習用として優秀。スキマ時間学習向き。 無料~

■ 使い方のポイント

  • 通信制の授業が終わったら「スタサプ」で主要5教科を復習

  • 朝や就寝前に「英単語アプリ」で語彙強化

  • 模試の復習はスタサプ講師動画と連携

アプリ学習は、自分のペースで着実に力をつけたい人に最適なツールです。


2. 通信・通学型予備校の活用|専門的な受験指導がほしい人に

難関大学や医学部などを目指す場合、より専門的で戦略的な受験指導が必要になるケースもあります。そんなときに活用したいのが予備校です。通信制高校に通いながらでも、オンラインや夜間通学などで予備校に通うことができます。

■ 利用しやすい予備校の例

予備校名 通学 / 通信 特徴
Z会 通信型 添削×映像授業でバランスがよく、難関大対策に強い
河合塾マナビス 映像通学型 校舎通学+映像授業。進路相談や模試もサポート
駿台・代ゼミオンライン 通信 講師の質が高く、記述対策に強い
武田塾 通学 「授業をしない」個別指導型。通信制生徒も多い

■ 通信制高校と提携している予備校もある

第一学院、ルネサンス高校、クラーク記念国際高校などでは、Z会やスタサプ、河合塾などと連携し、学内で予備校クオリティの授業が受けられるケースも増えています。

■ 注意点と使い方

  • 費用が高額(年間20~50万円以上になる場合も)

  • 自分の志望校・教科の得意不得意を明確にしてから選ぶ

  • 通学時間が不要な「映像型」予備校のほうが通信制に向いている


3. 独学|参考書×計画的な学習で自立力をつける

独学はコストを抑えて最大限の成果を出す方法ですが、その分、自分の力で情報を集め、計画的に学習を進めるスキルが求められます。

■ メリット

  • 低コスト(参考書代のみ)

  • 自分のペースで深く学べる

  • 全ての時間を自分の裁量で管理できる

■ 独学の必需品

分類 代表的な教材例
英語 システム英単語、NextStage、速読英熟語
数学 チャート式(黄・青)、Focus Gold
国語 現代文読解力の開発講座、古文上達
社会 実力をつける世界史・日本史100題
理科 セミナー、生物・化学重要問題集

■ 独学成功のカギ

  • 目標大学の出題傾向に合った教材を選ぶ

  • 年間・月間・週間で学習計画を立て、実行・振り返りを繰り返す

  • 模試で成果をチェックして修正する

独学は、教材の選定眼と計画力が問われる上級者向けの手段ですが、通信制高校の時間的自由度を最大限に活かすには理想的です。


最適な学習スタイルの選び方|組み合わせがカギ

通信制高校から大学受験に挑むなら、「アプリ」「予備校」「独学」のどれか1つに絞る必要はありません。むしろ、それぞれの特徴を組み合わせて使うことで最大限の効果を得ることができます。

▼ 例:偏差値50→60を目指す高校2年生のモデルプラン

時間帯 内容 ツール
午前 英数基礎固め スタディサプリ/参考書
午後 社会・理科 参考書/暗記アプリ
志望大対策・記述演習 Z会添削/過去問演習
週末 模試・見直し 模試+解説動画+復習

通信制高校選びで後悔しないためのチェックリスト|進学コースのある学校は?

通信制高校から大学進学を目指すなら、学校選びが成功のカギを握ります。「なんとなく」で選んでしまうと、必要な学習サポートが受けられず、結局「転校」「自主退学」という選択を迫られることも。逆に、自分の目的に合った学校を選べば、時間と学費をムダにせず、最短ルートで目標達成が可能になります。

この章では、通信制高校選びで後悔しないためのチェックリストを紹介するとともに、進学コースや大学受験サポートが充実している通信制高校の例を紹介します。


通信制高校選びで失敗する人のよくあるパターン

通信制高校を選ぶとき、以下のような理由で決めてしまうと後悔する可能性が高くなります。

●「学費が安いから」という理由だけで選ぶ

→ 公立は確かに安価だが、進学サポートがほとんどないケースも。

●「家から近いから」と選ぶ

→ 通信制高校は基本的に登校回数が少ないため、距離よりサポート内容や実績のほうが重要。

●「全てオンラインなら楽そう」と考える

→ 完全オンライン型は自己管理が必須。自信がないなら、学習支援の厚い学校の方が無難。

こうした安易な選択は、進学に向けた土台づくりを阻害する可能性があります。


通信制高校を選ぶためのチェックリスト【保存版】

進学を目指すなら、以下の10項目を基準に通信制高校を比較・検討しましょう。

チェック項目 理由
✅ 進学コースがあるか 国公立・私立別の対策ができるかがカギ
✅ 個別指導の有無 わからない部分をそのままにしないため
✅ 模試の実施・解説があるか 学力の現状把握とPDCAの確立
✅ 予備校・塾との提携 Z会・河合塾などのコンテンツが使えるか
✅ 担任または学習コーチの存在 勉強計画のアドバイスを定期的にもらえるか
✅ 卒業生の進学実績 数値で確認。どの大学に何人進学したか?
✅ 授業形式(通学/オンライン/ハイブリッド) 自分の生活リズムと合っているか
✅ 志望理由書・面接など総合型選抜の対策 AO入試対応ができるか
✅ 教材の質(スタサプ・アタマプラス等導入) 外部コンテンツをうまく取り込めているか
✅ カウンセリングやメンタルサポート体制 精神的にも安心して勉強に集中できるか

この表に5つ以上チェックがつく学校は、進学向きの通信制高校と考えてよいでしょう。


進学に強い!おすすめ通信制高校の比較

ここでは、進学を目指す通信制高校生に特に人気があり、進学支援が充実している通信制高校を紹介します。

第一学院高等学校

  • 全国に学習センターあり(登校+オンライン両対応)

  • 大学進学コースあり(共通テスト/私大/看護・医療系など)

  • 河合塾やベネッセとの提携授業を提供

  • 年間3回以上の模試+受験指導

  • 進学率:60%以上(大学・専門・短大含む)

N高等学校(角川ドワンゴ学園)

  • 完全オンライン+バーチャルキャンパス対応

  • 通信制最大級の生徒数を誇り、多様な進路実績

  • 難関大進学コース、AI教材、起業支援プログラムも

  • 東大、京大、旧帝大合格者も輩出

  • 進学実績公開あり:筑波・千葉・神戸・東京学芸大など

ルネサンス高等学校

  • 自宅学習×個別サポートのハイブリッド型

  • Z会映像講座やスタサプLIVEとの連携あり

  • 週1登校~完全在宅学習まで選択可

  • 国公立・私大コース、英検対策コース等あり

  • 進学実績:信州大、九州大、都立大など

クラーク記念国際高等学校

  • 登校型が中心で進学指導に定評あり

  • 教員のきめ細かい進路サポート

  • 難関大・英語特化・グローバルコースあり

  • 進学率は高く、指定校推薦にも強い


公立通信制高校との違いは?

費用の安さが魅力の公立通信制高校(例:都立新宿山吹高校、福岡中央高校など)ですが、以下のような違いがあります。

項目 私立通信制高校 公立通信制高校
学費 年間15~30万円 年間数千円~数万円
進学支援 進学コース・予備校連携あり 基本的には卒業支援が中心
自由度 登校日・教材選択に柔軟性 決まったカリキュラム中心
通信教材 外部教材との連携多数 独自教材が多い
進学実績 難関大学合格者多数 大学進学者は少数派

公立はコストパフォーマンスが高い反面、進学目的なら私立通信制高校の方が有利な場合が多いです。


まとめ|「安い・近い」より「合っている・伸ばせる」通信制高校選びを

通信制高校から大学進学を目指すなら、「卒業できればいい」という学校ではなく、「合格まで導いてくれる」学校を選ぶことが何よりも重要です。

学校選びで意識すべきことは、

  • 自分の志望校に合ったカリキュラムがあるか?

  • 進学の実績があり、サポート体制が整っているか?

  • 自分の生活スタイルや学力にフィットするか?

通信制高校だからこそ可能な夢や目標をもって学習できる環境を探してみてください。
📘通信制高校を一括で比較できる
→ ズバット通信制高校比較で資料請求(無料)