全日制の高校に通っているけど、友人関係がうまくいっていない、病気がち、勉強についていけない、高校に行きたくないなど様々な理由で通信制高校に転入する生徒は増えています。
高校 転入とは高校に在籍している生徒が通信制高校に入学することをいい、すでに中退している生徒が通信制高校に入学する場合には編入といいます。
このサイトでは通信 制 高校 転入 高 1・高2・高3の単位の引き継ぎと卒業時期、転入する際の注意点などを解説しています。
通信制高校へ転入する前に知っておきたい基本情報
高校生活において、「このまま全日制の高校に通い続けることは難しいかもしれない」と感じている生徒は少なくありません。友人関係のトラブル、体調不良や精神的な不安、学力の不安、さらには登校自体がつらいといった理由から、通信制高校への転入を検討する人が増加しています。
特に近年では、通信制高校の柔軟な学習スタイルが注目されており、全日制高校の代替としてではなく、“自分らしい学び”を求めて積極的に転入するケースも多くなっています。しかし、いざ転入を検討するとなると、「転入ってどうやるの?」「単位は引き継げるの?」「卒業までどれくらいかかるの?」といった疑問が出てくるのではないでしょうか。
この記事では、通信制高校への転入に関して知っておきたい基本的な情報を解説します。初めての方でも分かりやすく、転入を成功させるための第一歩として参考にしてください。
そもそも「転入」と「編入」の違いとは?
まず混同されやすいのが「転入」と「編入」の違いです。
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転入学:現在、高校に在籍している状態で他の高校(この場合は通信制高校)に移ることを指します。
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編入学:すでに高校を退学している(=在籍していない)状態から、あらためて通信制高校に入学することを指します。
つまり、いま通っている高校にまだ在籍している方は「転入」の手続きになります。転入であれば、これまでに修得した単位や在籍期間を引き継げる可能性があるため、高校中退扱いにならずスムーズな卒業が可能です。
通信制高校への転入が選ばれる理由とは?
通信制高校が注目される理由は、主に次の3つです。
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柔軟な登校スタイル
週1〜月1程度のスクーリング(登校)で済む学校が多く、自宅学習がメイン。体調や生活スタイルに合わせて学習が可能です。 -
学費が比較的安い
特に公立の通信制高校では、授業料が1単位数百円と非常に安価で、経済的な負担が少ないことも特徴です。 -
自分のペースで学べる
単位制を採用しており、年次制のように「進級」ではなく、「必要単位を3年間で取得すれば卒業」というスタイルのため、自分のペースで勉強できます。
こうした柔軟な環境は、不登校経験者や、アルバイト・芸能活動・スポーツに打ち込む生徒など、さまざまな事情を持つ人に適しています。
通信制高校へ転入できる時期は?公立と私立の違いに注意
通信制高校への転入は、いつでもできるわけではありません。学校ごとに転入可能な時期が異なります。
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公立通信制高校
基本的に入学・転入できるのは年に1回、4月のみという学校が多いです。 -
私立通信制高校
入学時期が柔軟で、4月・7月・10月・1月など、年に複数回転入を受け付けているところがほとんどです。中には随時受付をしている学校もあります。
そのため、もし「今すぐ転入したい」と考えているのであれば、私立通信制高校のほうが柔軟に対応してもらえる可能性が高いでしょう。
また、転入をスムーズに進めるには、次のような流れで手続きが行われます。
転入の基本的な流れと必要書類
転入の手順は以下の通りです。
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資料請求・情報収集
複数校のパンフレットを取り寄せ、学費・登校日数・コース内容などを比較しましょう。 -
学校説明会・見学会へ参加
自分に合うかを確認するため、実際に学校の雰囲気や授業形式を知る機会を持ちます。 -
出願・書類提出
必要書類(転学照会・成績証明書など)を揃えて出願します。 -
転入学試験(面接や作文など)
通信制高校の多くは受け入れに積極的なため、試験はそこまで難易度が高くありません。 -
入学許可・転学手続き
合格後、元の高校から「転学通知書」を受け取り、正式に通信制高校へ転校します。
転入時に最も重要なのが「これまでに取得した単位がどれだけ引き継げるか」という点です。単位の扱いや卒業要件は学校ごとに異なるため、入学前に詳細を確認することが必須です。
高1で通信制高校に転入する場合の注意点と単位の扱い
高校1年生で通信制高校への転入を考える生徒は、近年非常に増加しています。理由としては、不登校傾向、友人関係のトラブル、学習内容への不安、精神的ストレスなどが挙げられます。まだ高校生活に馴染めていない時期だからこそ、「早いうちに環境を変えたい」と思うのは自然なことです。
ただし、高1の段階で通信制高校に転入する際には、「単位の引き継ぎが困難」「卒業時期が遅れる可能性」など、特有のリスクや注意点があります。ここでは、高1からの転入に関して、制度上のポイントや現実的な注意事項を詳しく解説します。
高1からの転入では「単位の引き継ぎ」が難しい?
結論から言えば、高1の途中で通信制高校へ転入すると、単位の引き継ぎが認められない可能性が高いです。
その理由は、通信制高校で単位が認定されるには「1学年間を通して履修・出席・課題提出・試験合格」のすべてを満たす必要があるからです。たとえば、4月〜7月の1学期だけ在籍していた場合、通信制高校では「この生徒はまだ1年分の学習を終えていない」と判断され、単位を引き継ぐことができません。
よって、高1での転入は「在籍期間は引き継げても、単位数はゼロからのスタートになる可能性がある」ことを前提に、学習計画を立てる必要があります。
卒業時期は遅れるのか?年間履修可能単位に注意
通信制高校では、卒業するために3年間の在籍と74単位以上の取得、30時間以上の特別活動が必須条件となっています。
ただし、通信制高校では年間に履修できる単位数に上限があるのが一般的です。上限は学校によって異なりますが、私立では年間最大40単位ほど、公立では20〜30単位程度とされることが多いです。
仮に高1の途中で転入し、単位がゼロからスタートになった場合、次のような計算になります。
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卒業までに必要な74単位
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年間最大取得単位が30単位の場合
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単純計算で2.5〜3年必要
このように、高1の途中で転入しても、卒業が1年延びるリスクは比較的少ないのですが、それでも「3年間できっちり卒業」するには、高2・高3で毎年しっかり単位を取得しなければなりません。
そのため、できるだけ早めの転入判断と、転入後の学習ペースの確保が重要です。
高1から転入するメリット|リスタートしやすい環境
高1から通信制高校に転入する最大のメリットは、「まだやり直しが効く時期」であることです。
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精神的に落ち込んでいたとしても、早めに通信制に移ることでリズムが整う
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学力差を感じていた生徒も、自分のペースで基礎から学べる
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在籍期間が3年確保しやすいため、卒業要件が満たしやすい
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必要であれば大学進学コースなども選択できる
特に、心身の不調で登校が難しい生徒や、学業面でつまづきを感じている生徒にとって、高1の段階で通信制に移るのは適切な判断となることもあります。通信制高校の中には、学習支援やメンタルサポートに力を入れている学校も多いため、学校選びの際にはその点もチェックしておきましょう。
転入前にやっておくべき準備
高1の段階で通信制高校に転入するなら、以下の3つの準備を早めに行うことをおすすめします。
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学校資料を比較する
各校のパンフレットを取り寄せ、単位取得の上限・スクーリング日数・学費などを比較します。 -
単位の引き継ぎルールを確認する
自分がこれまでに履修してきた科目・テスト結果などが、どの程度引き継がれるかを事前に相談しましょう。 -
保護者や在籍校との連携
転学には、在籍校側の「転学照会書」や「在学証明書」が必要です。手続きに時間がかかることもあるため、早めに担任や進路指導担当と相談しておくとスムーズです。
通信制高校の学習スタイルにも慣れておこう
通信制高校では、次のような独特の学習スタイルが採用されています。
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レポート学習(課題提出)
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スクーリング(登校しての対面授業)
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単位認定試験
特にレポート学習では「自分で学び、自分で提出する」姿勢が求められます。自己管理が苦手な生徒には難しく感じることもあるため、保護者や家庭での支援体制を整えると安心です。
また、最近ではオンラインで学習・提出が可能な学校も増えており、ICTツールを活用した教育支援が充実している学校を選ぶと、より快適な学びを実現できます。
高2で通信制高校に転入するなら単位引き継ぎのチャンスあり
高校生活も2年目に入り、「やっぱりこのまま今の高校に通うのは厳しいかもしれない」と感じ始めたとき、選択肢のひとつとして浮かぶのが通信制高校への転入です。特に高校2年生は、これまでにある程度の単位を取得しており、単位の引き継ぎがスムーズにできるタイミングでもあるため、転入に適した学年といえます。
ここでは、高2で通信制高校に転入する際に確認すべき単位の扱い、卒業時期、注意点、そして転入を成功させるための具体的なポイントについて詳しく解説します。
高2は単位引き継ぎがしやすいタイミング
高校1年生を終えて高2に在籍している生徒であれば、すでに30単位前後を修得しているのが一般的です。通信制高校の卒業要件である74単位のうち約40%を満たしていることになります。
この修得済みの単位は、成績証明書をもとに通信制高校へ提出すれば、多くの場合でそのまま引き継ぎ可能です。これにより、転入後の学習負担を軽減でき、卒業までの期間を最短で済ませることができる点が、高2での転入の大きなメリットといえます。
「履修中の単位」は引き継げないので注意
ただし、ひとつ注意点があります。それは、「現在進行形で履修している授業科目(=未終了の単位)」は、通信制高校に転入しても引き継ぐことができないという点です。
たとえば、高校2年の1学期まで在籍していたとしても、その時点でまだ単位取得が確定していない場合、その科目の単位は失効となります。そのため、1年生時点で取得済みの単位をベースに通信制高校での履修計画を立て直す必要があります。
このルールを知らずに転入を急ぐと、思った以上に単位数が少なく、卒業が延びるリスクもあるため、事前に必ず「どの単位が引き継がれるか」を学校側に確認しておきましょう。
卒業までの年数は?学習ペースを見直そう
高2での転入後に卒業するまでの残り単位数は、すでに修得した単位数によって変わります。
【例】
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すでに30単位取得済み → 残り44単位
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通信制高校で年間30単位履修可能 → 高2で22単位、高3で22単位とすれば2年で卒業可能
このように、高2での転入は、卒業時期に大きな影響を与えずに済むことが多いのです。
ただし、残りの単位数が多くなる場合は、補習コースや夏期講習、集中スクーリングなどを活用して計画的に履修を進めることが必要です。通信制高校では「在籍年数が満たされていても、単位が不足していれば卒業できない」という点を忘れないようにしましょう。
高2での転入を成功させるための3つのチェックポイント
高2で通信制高校への転入を検討している方は、以下のポイントを必ず確認してください。
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在籍高校から「成績証明書」「在学証明書」を発行してもらう
この書類がなければ、単位引き継ぎの審査ができません。転入前に学校と相談して早めに準備を。 -
通信制高校の履修上限を確認
学校によって年間取得できる単位数に上限があります。1年で何単位取れるかを確認し、卒業までのシミュレーションを行いましょう。 -
生活スタイルとのバランスを考える
アルバイト、家庭の事情、体調などを加味して、無理のない履修計画を立てることが重要です。学校の担任やカウンセラーと相談して計画を立てましょう。
私立と公立で転入の柔軟性は異なる
転入の時期や受け入れ態勢は、私立と公立の通信制高校で異なります。
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私立通信制高校
年に4回(4月・7月・10月・1月)など、複数回転入を受け付けており、学期途中でも入学可能な学校が多いです。単位引き継ぎの柔軟性も高め。 -
公立通信制高校
基本的に4月のみの転入受付となっており、タイミングによっては1年待つ必要がある場合もあります。
そのため、「すぐにでも転入したい」という人には私立通信制高校がおすすめです。特に高2という中間学年であれば、今後の進路(大学・専門学校)も見据えて、学習サポートの充実した私立校を選ぶと安心です。
高3での通信制高校への転入は卒業要件の確認が必須
高校3年生の段階で「もう今の高校には通えない」「残り1年を別の環境で学びたい」と考えることは、決して珍しいことではありません。精神的な負担や体調不良、家庭の事情、進学や就職に向けた学習環境の見直しなど、背景はさまざまです。
しかし、高3で通信制高校に転入する際には、卒業要件や在籍期間など、厳密な確認が必要不可欠です。少しのズレで卒業が半年〜1年延びてしまうこともあるため、慎重な判断と正確な情報が求められます。
この記事では、高3での転入を考えるうえで押さえておきたい基本情報と注意点を整理して解説します。
高3での転入、そもそもできるの?
通信制高校では、高1・高2と同様に高3からの転入も可能です。学校によっては、4月以外にも7月・10月・1月などの時期に転入を受け付けている場合もあります。
ただし、「受け入れ可能かどうか」は学校の定員や教育方針、あなたが現在持っている単位数によって異なります。特に高3の2学期以降に転入を検討している場合は、転入時期によってはその年の卒業ができない可能性が高くなるため注意が必要です。
卒業要件は「単位数」「在籍年数」「特別活動」
通信制高校を卒業するには、次の3つの要件をすべて満たす必要があります。
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在籍年数:通算3年以上
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単位数:合計74単位以上
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特別活動:30時間以上の参加(生徒総会、体育祭など)
これらのうち、「在籍年数」は全日制高校に通っていた期間も含めて計算されます。よって、高1から継続して高校に在籍している生徒であれば、転入しても“3年在籍”の要件は満たしていることになります。
問題になるのは、残りの「単位数」と「特別活動」、そして通信制高校が**独自に定めている「在籍期間の条件」**です。
通信制高校独自の「6か月在籍ルール」に注意
多くの通信制高校では、「転入から卒業までに6か月以上在籍していること」という校則を設けています。
たとえば、卒業を目指して12月に転入しても、翌年3月の卒業には間に合わず、少なくとも翌年6月以降の卒業になるというケースがあります。
【例】
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9月以前に転入 → 翌年3月卒業が可能
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10月以降に転入 → 翌年9月卒業またはさらに1年後
そのため、高3で転入を検討している場合は、「その年に卒業できるのかどうか」をまず確認することが重要です。卒業予定月を明確にしたうえで、転入のタイミングと条件を慎重に確認しましょう。
引き継げる単位と、卒業までに必要な単位数
高3での転入において重要なポイントのひとつが、「すでに取得している単位数」です。高校1・2年で60単位前後取得していれば、残り10~15単位を取得することで卒業に届く可能性があります。
ただし、注意点があります。
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現在履修中の科目の単位は引き継げない(2学期途中などで転入した場合)
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転入後に履修する科目は、通信制高校のカリキュラムに従う必要がある
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特別活動の時間が不足していると、単位がそろっても卒業できない
つまり、「残りの単位が少ないから大丈夫」と安心するのではなく、必要な単位と活動要件を改めて確認することが不可欠です。
高3で転入を成功させるための3つのステップ
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転入前に単位数・活動時間を整理する
通っている高校から「成績証明書」「在学証明書」を取得し、すでに修得した単位と在籍年数を明確に把握しましょう。 -
希望する通信制高校に早めに相談する
入学可能時期、卒業可能時期、単位認定について、学校側の担当者に直接問い合わせるのが確実です。オンライン説明会なども活用しましょう。 -
卒業が半年延びても納得できる計画を立てる
「卒業が間に合わないかもしれない」というケースも想定し、焦らずに1年計画で進めるほうが、心身への負担が少ない場合もあります。
高3の転入に向いているのはこんな人
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「できるだけ早く新しい環境に変えたい」
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「あと10~15単位で卒業できる状態にある」
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「体調やメンタルの問題で現在の高校に通うのが困難」
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「大学進学に向けて、受験対策に専念できる環境がほしい」
通信制高校によっては、進学コースや特別受験サポートを用意している学校もあり、大学進学を目指す高3生の受け入れも積極的に行っています。
転入前に必ず確認すべき3つのポイント
全日制高校から通信制高校へ転入を考える際、多くの方が「とにかく早く環境を変えたい」という気持ちで焦ってしまいがちです。しかし、焦りから十分な確認を怠ると、転入後に「こんなはずじゃなかった」「卒業が遅れてしまう」というトラブルに繋がることも少なくありません。
通信制高校への転入をスムーズかつ成功させるためには、転入前に必ず確認すべき重要なポイントが3つあります。これらをしっかり把握・準備しておくことで、安心して新しい学習環境へ進むことができます。
1. 単位の引き継ぎ状況を確認する
最も重要な確認事項のひとつが、「現在通っている全日制高校で取得済みの単位がどのくらい通信制高校で認められるか」です。通信制高校では、転入前に取得した単位数を成績証明書に基づいて審査し、卒業単位として加算できるかどうか判断します。
しかし以下のようなケースでは、単位の引き継ぎができないこともあるため注意が必要です。
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まだ学期が終了しておらず、テストも未受験(=未修得状態)
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科目名や学習内容が大きく異なるため、互換性が認められない
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成績証明書が発行できるタイミングよりも早く転入しようとしている
また、通信制高校によって単位の認定基準が微妙に異なる場合があります。そのため、「自分の取得単位がどこまで有効か」は必ず事前に希望校へ相談することが大切です。
さらに、通信制高校では1年間に取得できる単位数に上限(30~40単位程度)があるため、仮に多くの単位が必要な場合は卒業までに数年かかることもあります。計画的に進めることが必要です。
2. 卒業までのスケジュールと在籍要件の確認
通信制高校を卒業するためには、「在籍3年以上」「74単位の修得」「30時間以上の特別活動への参加」が必須です。このうち「在籍3年以上」は、前の高校での在籍期間も含めてカウントされるため、多くの転入希望者はこの点では問題ありません。
しかし、通信制高校には学校ごとに定めた独自の卒業条件があります。たとえば、
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卒業前に6か月以上の在籍が必要
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最終学年は必ずその学校に在籍している必要がある
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特別活動は通信制高校での実施が条件
といったケースもあるため、「あと数か月で卒業できると思っていたのに、在籍条件に引っかかって卒業が延びた」となる事例も少なくありません。
特に注意したいのが、10月〜12月など年末に近い時期の転入です。この時期に転入すると、「卒業まで6か月に満たない」として、その年の3月卒業が不可能になる可能性があります。
転入を決断する際には、希望校の卒業スケジュールや在籍条件を公式サイトや資料、説明会などで必ずチェックし、不明な点は必ず問い合わせましょう。
3. 学校ごとのカリキュラムや学費・サポート体制の比較
通信制高校は、学校ごとに大きく特色が異なります。以下のような点を確認・比較することで、自分に合った学校を選びやすくなります。
■ 学習スタイルの違い
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レポート提出の頻度は?
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スクーリング(登校)は月何回?
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オンライン学習は導入されている?
■ 学費の違い
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公立:入学料500円、授業料1単位300円台と非常に安価
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私立:コース内容によっては年間20〜40万円程度かかることも
■ サポート体制
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担任制や進路指導の有無
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学習計画のサポートはあるか
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メンタルケアや保護者相談の有無
たとえば、大学進学を目指す場合は進学コースや個別指導の有無が重要になりますし、心身の不調がある生徒にはカウンセリング体制が整った学校が向いています。
このように、自分の目的やライフスタイルに合わせて学校を選ぶためにも、まずは複数校に資料請求をして比較することが非常に大切です。1校だけを見て決めてしまうと、「他にもっと合う学校があったかもしれない」と後悔することにもなりかねません。
まとめ:転入前の「3つの確認」が成功の鍵
通信制高校への転入は、自分の状況や学習スタイルに合った新しい環境を選べる貴重なチャンスです。しかし、単位の扱いや卒業条件、学校のカリキュラムの違いをよく理解しないまま転入を決めてしまうと、卒業までに余計な時間と労力がかかってしまう可能性があります。
だからこそ、転入前には以下の3つを必ず確認しましょう。
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単位の引き継ぎ状況
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卒業までのスケジュールと在籍要件
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学校ごとのカリキュラム・学費・サポート体制
まずは資料請求・説明会参加を通じて情報収集からスタートし、自分に合った通信制高校を見つけてください。落ち着いて準備すれば、きっと新しい環境で自分らしい学びを実現できるはずです。
通信制高校だからこそ可能な夢や目標をもって学習できる環境を探してみてください。
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