通信 制 高校 転入 高 1・高2・高3、単位の引き継ぎと卒業時期。
全日制の高校に通っているけど、友人関係がうまくいっていない、病気がち、勉強についていけない、高校に行きたくないなど様々な理由で通信制高校に転入する生徒は増えています。
高校 転入とは高校に在籍している生徒が通信制高校に入学することをいい、すでに中退している生徒が通信制高校に入学する場合には編入といいます。
このサイトでは通信 制 高校 転入 高 1・高2・高3の単位の引き継ぎと卒業時期、転入する際の注意点などを解説しています。
目次
通信 制 高校 転入できる時期と条件
通信制高校に転入できる時期は学校によって異なります。公立の通信制高校では基本時に毎年4月となっています。私立の通信制高校では随時募集としている学校と4月、7月、10月、12月など定期的に入学受付をしている学校があります。
そのため、不登校などで、学校に通えないなど、すぐに転入したいと考えているのであれば、私立の通信制高校に転入したほうが単位を引き継ぎやすく、卒業時期が遅れません。
転入の流れとしては
・資料請求
・学校説明会・見学
・出願
・転入学試験
・転入学
まずは通信制高校の資料請求をしてください。複数の学校をまとめて資料請求したほうが、学費やコース・スクーリング日程など比較がしやすいのでおすすめです。
それで、気になる学校があれば説明会などに参加してみてください。
転入試験は面接や作文などとなっており、転入者を積極的に入学させているのでそれほど難しくはありません。
通信 制 高校 転入 高 1・高2・高3の単位の引き継ぎについて
通信制高校を卒業するためには
・3年間の在籍
・74単位
・特別活動の参加
が必須となっています。
通信制高校に転入するメリットは
・高校中退にならない
・卒業時期がみんなと同じ
転入時期も随時入学可能で、全日制高校から通信制高校に転入するメリットは多いのですが、高校1年、2年、3年など、いつ転入するのかによっては注意が必要なポイントもあります。
通信 制 高校 転入 高 1
全日制高校から通信制高校に転入する場合には単位を引き継げます。
しかし、引き継げる単位は1学期、2学期、3学期の一年間を通して受けた授業と合格したテストのみとなっています。そのため、高校1年生の途中で通信制高校に転入する場合には在籍日数は引き継げますが、単位の引き継ぎは0からスタートとなる可能性もあります。
転入してから単位を取得してもいいのですが、通信制高校では年間で最大約30単位までしか取得できないため、頑張って単位を取得しないと卒業時期がズレてしまうかもしれません。
そのため、高1で通信制高校に転入するのであれば、早めに行動するか、高校1年の単位を取得してから転入したほうが効率的です。最大単位取得数に関しては学校によって違うため、学校の資料を確認して入学希望をしている学校に事前相談をしてみると安心です。
通信 制 高校 転入 高 2
高校一年間全日制高校に通っていた場合には30単位ほど取得しており、引き継ぐことが可能です。
高校卒業するためには74単位必要となるため、高校2年生で通信制高校に転入希望した時に7~39単程取得していると2年生からスタート可能となります。
転入前の現在進行形で履修している科目の単位については引き継ぐことができません。
同じ学年に転入したとしても取得している単位によって卒業するまでの学習ペースは異なるため、なるべく多くの単位を取得している段階で転入したほうが効率的です。
通信 制 高校 転入 高 3
高校3年生も在進行形で履修している科目の単位については引き継ぐことができません。高3に転入できたということは60単位程度、単位を取得しているということになるため単位に関しては10~20単位卒業までに取得すると高校卒業できます。
高3で通信制高校に入学する時の問題点としては2学期以降に転入した場合です。その時点で単位がギリギリだと単位を落とさないようにしっかり学習する必要があります。また、通信制高校の中には卒業条件として転入後6ヶ月以上の在籍が必要としている学校もあるため12月に転入してしまうと卒業が半年遅れてしまう場合もあるので注意してください。
こういった条件も通信制高校によって異なり3カ月の在籍や特に在籍期間の指定がない学校もあるので学校資料の確認と事前説明を受けて知っておく必要があります。
まとめ
全日制高校から通信制高校への転入は一日でもズレてしまうと単位が取得できない、引き継げない、在籍期間が足りないなど差が出てしまいます。
いつ転入するのかによって学校選びも決まってくるため、まずは資料請求して学校の基本情報を把握しておきましょう。
以上、通信 制 高校 転入 高 1・高2・高3、単位の引き継ぎと卒業時期。…についての解説でした。
通信制高校だからこそ可能な夢や目標をもって学習できる環境を探してみてください。
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